ZPRの別保存ファイルをSubtoolへ読み込む
オブジェクトを一つ一つの保存で制作した場合、簡単に読み込む事ができない。
(*もしくは、別のOBJファイルをサブツールに読み込む場合にも使う*)
インポートでもZPRファイルを読み込めないからだ。
またSubtoolへ読み込ませても位置やサイズが違い、二つのSubtoolを同時に表示されない。
など、いろいろハードルがあるが、自分なりの方法を記しておく。
【1】ZTLので書き出し
・Tool>Save AsでZTL保存
・Tool>Cloneで複製をしておく
・Load Toolで先に保存したZTLを読み込む
(一旦ロードしたオブジェクトのみが表示)
・Cloneした複製のToolをクリックしてSubtoolに表示
・Subtool>Append内に読み込んだZTLファイルのサムネがあるのでクリックすると
Subtoolに読み込まれる。
【2】MAYA3D用maファイルで書き出し
・UVマップなどを設定したら、Zplugin>Sub tool master>Exportの
【.ma(MAYAアスキー)】でパーツ毎に書き出しておく
【注意】
書き出したUVイメージがZBrushに読み込んだ際に上下反転しているので
Photoshop>イメージ>画像の回転>カンバスを上下に反転させて再保存!!
・メインになるサブツールを開き、ToolのクローンでToolに登録
・Subtool>Duplicateで読み込ませるmaファイル用のSubtoolを複製しておく
・Tool>Importでパーツ毎に保存しておいた.maファイルを読み込むと
複製したSubtoolに読み込まれる
【補足】
この状態でUVマップが読み込まれない場合には
Texture Map>Create>New From UV Mapをクリックし
もう一度、Texture Mapを使って再読み込みさせれば完了
<参照Blog>
【3】位置とサイズの制御
上記2つのいずれの方法でも、元々作っている位置やサイズが異なっている場合が多い。
そのため、位置やザイズの調整が必須で以下の2つの方法がある。
<1>
・Fキーをまずは押して作成していたSubtoolと読み込んだSubtoolが同じ画面内表示されていれば
Wキーを押して、ZBrush 4R8から使えるようになった「Gizmo 3D Y」のツールを使うと便利
最初移動やサイズ変えたいSubtoolと違う位置にGizmo 3D Yが表示されている場合は
Gizmo 3D Yの南京錠マーククリックし、使い易い位置に調整してから行う事
<2>
Fキーを押しても、元々作成していたサブツールか、読み込んだSubtoolしか表示されない場合ある。
これは、それぞれのSubtoolのサイズが極端に違う場合に起きる現象で
例えばもともと作成中のSubtoolのサイズは1桁であるのに対し読み込んだファイルが3桁になっているとおきる
なので、まずはGeometry>SizeでそれぞれのSubtoolの大きさを見る事で調整可能だ。
元々作成してたSubtoolが複数の場合、読込んだファイルを同じ1桁に変更し調整するとFキーで表示されるはず。
上記の方法でFキーを押しても表示されない場合には、大きさは合っているのだが位置が大きく離れている場合がある。
このような時は、Geometry>Positionを使って、大まかに位置を元々作せいしていたSubtoolの場所に移動させ
あとは<1>の要領で「Gizmo 3D Y」で位置・サイズ・角度などを調整